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呼吸生理

肺機能検査  ●簡易睡眠ポリグラフ検査  ●終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)

肺機能検査

肺機能検査とは?

息を大きく吸ったり吐いたりして肺活量や努力性肺活量などを測定します。
気管支喘息肺気腫などの呼吸器系疾患の診断や重症度を評価します。

鼻をつまんだ状態で、口にマウスピースをくわえ、口だけで呼吸していただきます。技師の掛け声にあわせて、息をゆっくり吸ったり吐いたり、また一気に吐き出したりします。

時間

30分~1時間

肺機能検査

注意事項

  • 途中で気管支拡張剤を吸入し、その前後で肺活量の変化を見る場合があります。この場合、呼吸器科の内服薬や吸入薬を半日中止していただきます。
    (調子が悪い場合は使用可能ですので、検査時にお知らせ下さい。)
  • 苦しい検査ですが、正確なデータを記録するために、ご協力をおねがいします。

簡易睡眠ポリグラフ検査(アプノモニター)

簡易睡眠ポリグラフ検査とは?

呼吸状態を記録することで、睡眠時無呼吸症候群など睡眠障害を評価します。

簡易とありますので、少数のセンサ(鼻口呼吸センサ、血中の酸素濃度や体位センサ)を装着して自宅で行う検査です。

時間

一晩(就寝~起床)2日間

注意事項

  • 自宅に持って帰って検査して頂きますので、第1日目に検査方法を説明しますので装着と機器の操作を覚えていただきます。

終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)

PSGとは?

眠りの深さや呼吸状態を記録することで、睡眠時無呼吸症候群など睡眠障害の評価をします。

脳波や呼吸(口・鼻・胸・腹)、心電図、いびき、血中の酸素濃度など、様々な項目を同時に記録します。
たくさんの電極・センサーをつけた状態で一晩寝ていただきます。

時間

一晩(19時~翌朝)

PSGPSG2

注意事項

  • 入院していただいて検査をおこないます。
  • 19時過ぎには電極装着を開始するため、それ以後ベッド上安静となります。
    検査中は起き上がることもできません。