注射薬調剤・院内製剤
■注射薬調剤
注射薬自動払出システム(アンプルピッカー)により、入院患者さんに処方された注射薬を1日分ずつセットして病棟へ供給しています。アンプルピッカーからは、注射処方ごとに注射薬(アンプル、バイアル)と共に処方せんと注射ラベルが、患者さん個別のトレイにセットされます。複数の薬剤師で、薬品名、数量、投与経路、投与速度、混合時の相互作用などをチェックしています。約300枚/日の注射処方箋を扱っています
写真 アンプルピッカーによる注射薬調剤
■手術室用注射薬
手術室用注射薬の補充はトレイ方式で行っています。手術時に使用する注射薬は、手術用注射薬カート内のトレイから使用しています。手術終了後に薬剤部へカートが返却され、薬剤師が手術時に使用した注射薬をトレイに補充します。手術中に使用される注射薬においても、迅速かつ的確に安全な薬品供給を行っています。
■院内製剤
製剤室にはクリーンベンチ、軟膏混合機を備え、約50種類の院内製剤を調製しています。医薬品として市販されていない、もしくは効果が得られない場合に対して、患者さんのニーズに合わせて、安全、安心かつ適切な院内製剤を提供できるよう努めています。
写真 製剤室での院内製剤の調製