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腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術(ラパPD)が100例に到達しました
2021年12月27日 トピックス
2016年から保険収載されたラパPDが100例に到達しました。従来から行われている開腹のPD自体は膵癌、胆管癌などに行われる術式として100年の歴史がありますが腹腔鏡で行いだしたのは1990年代です(海外)。当院は肝胆膵の高度技能医修練施設Aとして年間100例以上(昨年は150例)の肝胆膵の悪性腫瘍を手術しています。特に腹腔鏡手術は当院の強みでありラパPDの手術症例数は東海地区、および全国でもトップクラスです。本術式の対象症例は、膵癌、胆管癌、十二指腸乳頭部癌、膵内分泌腫瘍、IPMNなど多岐にわたります(詳細は診療科・部門案内の外科をご覧ください)。現在は完全腹腔鏡下に再建も行っており100例の平均手術時間4時間49分、出血量213 ml、入院期間22日です。
今後はさらに症例数を増やして安全性と患者さんの満足度アップに貢献していきたいと考えています。