お知らせ
出生前診断・出生前カウンセリングについて
2025年02月04日
- NIPT
NIPTは母体血を用いた出生前遺伝学的検査です。お腹の中の赤ちゃんの13、18、21番染色体の数をお母さんの血液を用いて調べます。検査に適した時期は、9〜14週です。
◎受診方法
毎週金曜日11時半より完全予約制で検査を行っています。この検査を受けるには事前のカウンセリングが必要です。初回カウンセリングはご本人と夫(あるいはパートナー)のカップルでの受診をお願いします。検査を希望する場合、当院通院中の方は担当医にお伝えください。他院かかりつけの場合は地域連携室を通して予約をお取りください。
◎費用
NIPTカウンセリング料は自費で11,000円、検査料金は145,200円(税込)です。別途、初・再診料や特別初診料がかかります。
- 羊水検査
おなかの中の赤ちゃんに何らかの染色体異常や特定の疾患が疑われる場合や家系内に特定の遺伝性疾患がある場合に、羊水を採取して赤ちゃんの染色体を調べます。超音波で確認しながら、腹壁を介して子宮内に針を刺し羊水を採取します。検査に適した時期は16〜17週です。
◎受診方法
曜日の指定は特にありません。検査を希望する場合、当院通院中の方は担当医にお伝えください。他院かかりつけの場合は地域連携室を通して予約をお取りください。(羊水検査は侵襲を伴う検査のため必ずしも希望に添えない場合があります。)
◎費用
当院では1泊2日で検査を行っております。検査費用は全額自費となり、入院費込みで約20万円程度です。
- 胎児心エコー外来
超音波画像診断の進歩により、近年は多くの先天性疾患の出生前診断が可能になりました。出生前診断が可能な疾患の中には出生後に診断されても赤ちゃんの治療に問題のない疾患も存在しますが、心臓病は出生前診断および出生直後からの治療が望ましい場合があります。
胎児心奇形や不整脈が疑われる場合の他、心奇形以外の奇形が疑われる場合、染色体異常が疑われる場合、羊水量の異常や子宮内発育不全を認めた場合、先天性心疾患の家族歴のある方などが適応となります。検査は通常の産婦人科の超音波検査と同じ方法ですので、妊婦さんにも胎児にも危険や苦痛はありません。検査に最も適した妊娠週数は20週~30週頃ですが、それ以外の時期でも対応は可能です。
◎受診方法
毎週金曜日午後に完全予約制で検査を行っています。当院かかりつけの場合は担当医にご相談ください。他院かかりつけの場合は地域連携室を通して予約をお取りください。
◎費用
保険診療分の費用かかります。