R4年度初期臨床研修プログラム
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③医療管理④検査⑤治療方針の立案と習得⑥麻酔⑦入院症例の担当⑧症例呈示⑨鑑別を身につけるべき症状-89- 口腔外科的疾患、一般歯科疾患の診療に当たっての基本的な知識、技術を習得するとともに、医師として基本的診療態度を身に付ける。①医療面接・インフォームドコンセント医療面接を通して正確な主訴、病歴、理学的所見など医療情報を広い視野で入手し、治療方針を診療計画書に記載し患者に提示し、インフォームドコンセントを実施し患者の信頼関係を構築できる。②チーム医療・病診連携・コミュニケーション必要に応じ患者に関して指導医、他科医師にコンサルテーションでき、チーム医療ができる。また紹介医への返信が適切に書ける。国民健康保険の理念を理解し、その理念に基づいて保険診療を実施する。適切な放射線管理を実践する。医療廃棄物の適切な取り扱いができる。(Ⅳ基本的行動目標の4安全管理参照)歯科口腔外科治療に必要な検査を適切に選択し、指示あるいは自ら実施しその結果が解釈でき、診療に反映することができる。また高齢者や有病者においては、歯科口腔外科治療が患者に及ぼす侵襲を予測し、そのリスク判定のために必要な検査を指示しその結果を評価することができる。矯正、小児歯科を除く歯科・口腔外科的疾患の診療計画(一口腔単位の)が立案でき患者に提示することができる。症例に応じて局所麻酔(浸潤・伝達)、静脈鎮静法、全身麻酔を選択でき、麻酔科研修から得た知識、技術で正確で安全に実施できる。入院症例を副主治医として担当し入院管理ができ、手術に助手として参加し時に執刀する。CPC、症例検討会、学会等において症例呈示し討論できる。1)疼痛の鑑別 歯性・舌性・歯周組織性2)感染症の鑑別 歯性か否か・原因・拡大範囲Ⅰ.一般目標(GIO)Ⅱ.行動目標(SBOs) 歯科口腔外科研修カリキュラム 

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