-23-①病棟研修 1)指導のもと入院患者を共観医として積極的に担当する。 2)症例検討会で討議する。 3)指導のもとCT、MRI、SPECT、脳波など判読する。 4)指導医のもと侵襲的検査・治療に携わる。②外来研修 1)指導のもと初診患者の診察、病状説明、検査・治療の指示を行う。③救急研修 1)指導のもと救急入院患者の診察に初期対応する。④講義・実習 1)脳卒中ガイドラインなど 2)経験すべき疾患の概念・診断・治療 3)中枢神経薬物の効能・副作用・使用方法 神経内科疾患患者の診療にあたって基本的な知識、神経所見の取り方を修得し、基本的な検査の施行および評価を行い、標準的な治療を理解することができる。①病歴聴取や神経学的所見を正確にとれ、カルテに記載することができる。②ガイドラインやエビデンスに基づいた適切な治療方針、治療計画を立てることができる。③鑑別診断のリストに基づき、必要な検査を計画し、その評価により確定診断に至ることができる。④血液検査、脳脊髄液検査、画像検査、(頭部CTスキャン、MRI検査、SPECT、頚部超音波等)や電気生理学的検査(脳波、誘発脳波、神経伝導速度、筋電図など)を適切に施行し、評価できる。⑤急性期治療のみならず慢性期を視野に入れた治療、生活指導、介護、福祉指導ができるようになる。⑥リハビリの現場に参加し、診療に従事する。…⑦退院に際しては退院時サマリーの記載、退院後の生活指導、地域連携などが行えるようにする。⑧検討会、学会などで症例を適切に呈示できる。①担当した入院患者の疾患・症例、経験すべき症状への対応―自己記録・レポート②経験した手技―自己記録③その他―観察記録Ⅰ.一般目標(GIO)Ⅱ.行動目標(SBOs)Ⅲ.評価法Ⅳ.方略(LS)4 神経内科研修カリキュラム
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