-97-①適切な救急初療を行うために、医師として必須の基本手技を身につける。②救急外来患者、重症集中治療患者の病態を的確に把握し、適切に対処できる能力を身につける。①救急患者の病態を的確に把握できる(初期評価)。②救急患者の重症度・緊急度を的確に判断し、処置および検査の優先順位を決定できる(トリアージ)。③モニタリングの意義を理解し実施できる。④心肺停止を診断できる。⑤…ACLSの理論を理解し、二次救命処置(ACLS)を実施でき、一次救命処置(Basic…Life…Support…:…BLS)を指導できる。⑥各種ショックの病態を理解し、診断と治療ができる。⑦頻度の高い救急疾患の初期治療を施行できる(プライマリ・ケア)。⑧JATECの理論を理解し、外傷診療を正しく行う事ができる。⑨多発外傷、熱傷の病態を理解し、初期治療に協力できる。⑩急性中毒に初期治療を実施できる。⑪専門医への適切なコンサルテーションができる。⑫侵襲に対する生体反応について説明できる。⑬各種臓器不全に対する人工補助療法について理解し施行できる。⑭病院前救護を含む救急医療システムを理解し、説明できる。⑮救急患者、重症患者の家族の人権・プライバシーへの配慮ができる。⑯節度と礼儀を守り、救急医療チームの一員としてチーム医療を実践できる。①外来診療に当たる 1)問診を行い正確な所見をとる 2)所見に基づいた適切な検査をオーダーする。 3)検査を正しく評価して診断、治療を行う。②救急蘇生処置を行う。 1)ICLSに沿った処置を行う。Ⅰ.一般目標(GIO)Ⅱ.行動目標(SBOs)Ⅲ.評価法①観察記録Ⅳ.方略(LS) 救命救急センター研修カリキュラム
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