R3年度初期臨床研修プログラム
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-50-Ⅶ.小児科の紹介 小児科は、当院開設以来最も歴史の長い診療科の一つである。当初は2人の小児科医であったが、現在は7人(小児科専門医5人と小児科専門医を目指す後期研修医2人)で診療、研究、教育を行っている。小児科は総合診療科であり、疾患のみならず小児の全体をみる立場で患者と接している。小児の病気や心配事はまず小児科を受診する場合が多く、ここで面接、診断後他の専門科へ紹介することもある。小児科では、第二小児科で診療している未熟児・新生児、小児循環器を除くほとんどの領域について、幅広く診療している。特に感染症、アレルギー疾患、けいれん性疾患の患者が多い。入院病床は41床であるが、感染症の流行時などには定床以上になる状態であり、経験する症例数や疾患の種類は多い。小児の時間外救急診療は、日直・当直の小児科医が毎日救急外来で行っている。病院の救急患者の中では小児科が最も多く、平日夜間が約30人、土・日・休日では1日100人を超えることもしばしばみられる。一次から三次の全ての救急患者を診療しており、救急外来からの入院患者も多い。研修医は小児科医の指導のもとで、多くの急性疾患の診療を経験することができる。 小児科では、臨床データを種々研究して、研究会・学会で発表し、論文にまとめている。また地域の医師や一般向けの講演会では、テーマに合わせて講演を行い、病気の理解と啓蒙をはかっている。研修医には学会・研究会などで、症例や臨床研究を発表する機会が与えられているⅧ.指導責任者  中嶋 義記(所属長)  指導医資格保持者  中嶋 義記、藤井 秀比古、鹿野 博明

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