R2年度初期臨床研修プログラム
32/132

-27-Ⅲ.評価法 全て観察記録Ⅳ.方略(LS) ①数人の入院患者を、指導医の指導のもとに共観医として担当する。②症例検討会に参加、討論する。③指導医のもとで、腹部単純写真、US、CT、MRIなどを読影する。④指導医のもとで、専門的・侵襲的な検査・治療手技に携わる。⑤指導医とともに腹部救急疾患患者の診断、初期対応にあたる。⑥抄読会に参加し、研修期間中に担当する。Ⅴ.経験すべき疾患 ①消化管疾患:消化性潰瘍、急性胃腸炎、胃癌、大腸癌など。②肝疾患:ウイルス性慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌など。③膵・胆道疾患:胆石症、急性胆嚢炎、急性胆管炎、急性膵炎、閉塞性黄疸など。Ⅵ.週間予定表月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日始業前症例検討会症例検討会症例検討会症例検討会抄読会午 前外来・病棟・検査外来・病棟・検査外来・病棟・検査外来・病棟・検査外来・病棟・検査午 後病棟・検査病棟・検査病棟・検査病棟・検査病棟・検査時間外消化器外科検討会Ⅶ.消化器内科の紹介 消化器は昭和38年に発足以来約50年の歴史があります。発足以来人数は増えて、現在14人のスタッフ(令和1年度)に研修医数人を加えた人数で診療しています。外来は6つの診察室で、入院病床数は70床です。 消化管は久永康宏部長と北畠秀介医長が、肝臓は豊田秀徳部長と安田諭医長が、胆道・膵臓は桐山勢生副院長、谷川誠部長、金森明医長が担当しています。常に学会、研究会には参加・発表し、最先端の知識及び技術を導入するように努めています。外国の一流雑誌への投稿も定期的に行っています。他の科も同様ですが、当院は対象となる患者様の数が多く短期間で多数の臨床例を経験できるため、臨床の実力を付けるには適している病院です。 消化管では上部内視鏡検査は約8,900件、下部内視鏡検査は約3,900件の総数約12,800件(平成30年度)行っています。特にITナイフ(insulated-tipped diathermic knife)を使用した早期胃

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る