R2年度初期臨床研修プログラム
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-13-2 糖尿病・腎臓内科研修カリキュラム Ⅰ.一般目標(GIO) 医師として必要な基本的診療態度を身に付け、糖尿病・代謝・内分泌疾患及び腎疾患・透析患者の病態が把握でき、検査・診断法及び治療に関する基本的知識と、緊急の事態にも対応できる診療技術を習得する。Ⅱ.行動目標(SBOs)(糖尿病・代謝)①糖尿病診断基準を理解し、必要に応じ糖負荷試験を行い評価できる。②糖尿病の病型・病態分類を理解し、必要な諸検査を行いその評価ができる。③血糖コントロール状態を評価することができる。④末梢神経障害の評価に必要な理学的所見をとり、評価することができる。⑤網膜症の病期を理解することができる。⑥負荷心電図や心筋シンチグラムで虚血性心疾患の評価ができる。⑦動脈硬化の客観的評価法を理解できる。⑧食品交換表に基づいた食餌療法の指示ができる。⑨腎症の各段階に応じた塩分、蛋白制限の指示ができる。⑩歩数計、脈拍測定を用いて適切な運動療法の指導ができる。⑪合併症に応じた運動制限の必要性が指導できる。⑫種々の経口糖尿病薬について、病態に応じた使用ができる。⑬糖尿病ケトアシドーシスの診断ができる。⑭非ケトン性高浸透圧昏睡の診断ができる。低血糖に対し適切な処置と指導ができる。⑮低血糖に対し適切な処置と指導ができる。⑯Ⅰ型糖尿病の強化インスリン療法の基本が理解できる。⑰感染合併例に対し適切なインスリン治療ができる。⑱Ⅱ型糖尿病のインスリン治療の適応を判断し、指導ができる。⑲腎症に対し適切な薬物療法と生活指導ができる。⑳末梢神経障害に対し適切な薬物療法と生活指導ができる。㉑高血圧に対し適切な薬物療法と生活指導ができる。㉒高脂血症の鑑別ができ、適切な薬物療法と生活指導ができる。㉓1つのテーマについて糖尿病教室で実際の講義が担当できる。㉔自己血糖測定の必要性を患者に理科視させ指導できる。㉕患者に合った指導の方法や目標をコ・メディカルに具体的に指示できる。㉖糖尿病合併妊娠の管理の必要性が理解できる。(内分泌)①甲状腺の触診ができる。

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