R2年度初期臨床研修プログラム
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-105-Ⅲ.方略①オリエンテーション 第1日目 午前9時から内科(担当 塚本)にて②初診及び救急研修 地域の一次、二次救急患者及び初診患者に対応し、地域医療における患者構成・疾病構造などを理解し、市街地のそれと比較し、対応能力を身につける。内科、外科、整形外科など。③居宅支援業務 在宅、介護施設入所など、退院後に介護を必要とする患者に対するサポート計画の作成の流れを把握する。介護保険のしくみを理解し、医師の介護意見書などを参考に、ケアマネジャーによるケアプランの作成業務を体験する。合わせて介護意見書が作成できるようにする。④デイサービス ケアプランに従って、介護サービスとして実際に行われているデイサービスの実施・利用状況を現場(清流の里)に行って体験し理解する。⑤医療福祉業務 可能な限り在宅復帰を目指して、高齢者世帯、へき地住民などの患者及び家族の背景、退院後の要望などの情報を聴取し、利用可能な福祉制度の情報提供などを行い、早期退院に向けたソーシャルワーカーの業務を体験し理解する。⑥訪問看護、訪問リハビリテーション ケアプランに基づき、実際に行われている訪問看護、訪問リハビリテーションの現場を理解するため、スタッフに同行して体験する。⑦施設内健診 当院の健診センター内で行われている人間ドック、特定健診、がん検診などを体験し、さらに読影、結果判定、事後指導などにも参加し、健診業務による一次予防の大切さを理解する。⑧巡回健診 健診車に同乗し、事業所、地域の保健センターなど、院外に巡回出張して行っている職場健診、乳がん検診などを体験する。合わせてマンモグラフィーの読影にも参加する。⑨へき地診療所 へき地中核拠点病院として、山間へき地診療所に派遣している医師に同行し、へき地診療所での医療業務を体験し、その必要性を理解する。⑩地域包括ケア病棟、療養病棟業務 高齢者、介護度の高い慢性患者などの療養病棟での業務を体験し、その必要性も理解する。急性期病棟から療養病棟への転床の選択、在宅・施設への退院のタイミングなどの現状も理解する。Ⅳ.経験すべき疾患 特定の疾患、特定の専門領域にはこだわらず広く地域に密着したニーズに合わせた医療を経験する。地域の特性で、高齢者、慢性疾患が中心となる。脳血管障害、呼吸器疾患、心疾患、認知症、各種癌患者、整形外科疾患などが主となる。

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