H31年度初期臨床研修プログラム
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-123-症例検討会に出席する。NST・ICTなど他業種と病棟ラウンドを行う。日当直の副直研修の希望があれば行う。研修中に都市部への救急搬送する症例があれば手伝い、場合によっては同行する。Ⅳ.経験すべき疾患 一般的な急性疾患及び慢性疾患について、地域での対応について研修していただく予定ですので、なるべく多種の疾患を担当していただきます。疾患の経験・手技の習得そのものよりも、同じ疾患でも環境の相違で対応が異なってくることを学び後に役立てていただきたいです。 地域に特有の疾患はありませんが、季節によってはマムシ咬傷などの都市部では比較的まれな疾患があります。Ⅴ.評価 毎日の研修内容につき自己記録とレポート提出。Ⅵ.週間予定表 内科初診外来、へき地診療所(6日)・巡回検診(半日)・検診センター業務(半日)・まめいち(地域巡回指導)(1日)・訪問診療への同行(2日)・療養型病院実習(1日)・緩和ケアセンターでのカンファレンスへの参加(週1回1時間)。以上の項目はそれぞれ最低1回は行います。さらに興味があれば複数日の研修が可能。ケアカンファレンスへの参加(随時)、地域の連携会議への参加(随時)も行っていただきますがこれらは日程が不規則なために予定が組めません。 上記以外の日は希望する専門科で研修をします。複数科の選択可能です。 研修開始時に4週間の予定を決めます。(例)月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日1Wオリエンテーションへき地診療所へき地診療所へき地診療所へき地診療所2W訪問診療内科外来へき地診療所外科手術DM教室ケアカンファ3W訪問診療検診同行読影、処理訪問診療緩和カンファ外科手術訪問診療連携会議4Wまめいち胃カメラ外科手術高山厚生病院心エコー外科手術まとめⅦ.地域医療(久美愛厚生病院と飛騨地域)の紹介 飛騨高山地域は、自然環境がそのまま観光資源となり年間400万人もの観光客が訪れます。その一方で広大な地域に人口12万人という人口密度の低い地域です。また、高齢化率も高く地域の

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