-105-Ⅳ.方略(LS) ①指導医と症例を検討する前に、自ら麻酔計画を詳細に立案し電子カルテに入力する。②担当した症例で学んだことを資料として残す。③抄読会に積極的に参加する。自ら文献を選び、プレゼンテーションを行う。④毎朝行われる当日症例の提示では、症例の要点を簡潔に説明し、問題点を明確にするように努める。⑤毎夕行われる振り返りでは、術前の問題点に関連づけて麻酔経過について説明し、今後の改善点を提示する。⑥毎日の症例を担当する中で、疑問点の抽出を関連する文献の検索、そしてエビデンスの質の評価といった基本的な作業を行えるようにする。Ⅴ.経験すべき疾患 なしⅥ.週間予定表月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日始業前週間症例チェック症例提示抄読会術後回診症例提示勉強会術後回診症例提示麻酔科カンファレンス術後回診症例提示抄読会術後回診症例提示午 前麻酔麻酔器講習会麻酔説明麻酔麻酔麻酔午 後麻酔周術期合同回診心外カンファレンス当日症例の振り返り麻酔当日症例の振り返り麻酔当日症例の振り返り麻酔当日症例の振り返り麻酔当日症例の振り返り時間外1)麻酔待機1)麻酔待機1)麻酔待機1)麻酔待機1)麻酔待機 1)麻酔待機は、1年目研修医と2年目研修医、後期研修医の交代で行います。選択研修についてⅡ(追加).行動目標(SBOs):①麻酔中の全身管理を担当する立場から問題点を観察し、要領よくプレゼンテーションできる。②麻酔方法やリスクについて患者・家族に説明し、同意書をとることができる。③麻酔導入・気道確保・維持・術後鎮痛などの具体的な麻酔計画を立案できる。④麻酔器の構造・操作方法・安全機構について説明でき、安全点検を実施することができる。⑤術中の低血圧・低酸素血症の原因をそれぞれ2つ以上列挙し、対処方法をあげることができる。⑥静脈麻酔剤・筋弛緩剤について、標準的投与量、副作用について説明できる。
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