H30年度初期臨床研修プログラム
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-66-2.チーム医療1)指導医や専門医に適切なタイミングでコンサルテーションができる。○検査説明・結果説明・治療方針の説明などにおいて、事前に指導医・専門医と十分なディスカッションを行い、方針の確認ができる。疑問点がある場合は確認をする旨患者・家族に説明し、指導医・専門医に確認後、回答をする。2)上級及び同僚医師、他の医療従事者と適切なコミュニケーションがとれる。○挨拶・症例に関する検討・検査依頼などを通じてコミュニケーションがとれる。3)同僚及び後輩へ教育的配慮ができる。○業務内容の申し送り・担当患者の申し送りを適切に行うことができる。勉強会で、教科書的な知識を理解して発表できる。4)患者の転入転出にあたり情報を交換できる。○転科時の申し送り、転棟などにおいて患者情報を適切に伝えたり、受けたりできる。5)関係機関や諸団体の担当者とコミュニケーションがとれる。○結核の場合は保健所・転院の場合は他の医療機関などと必要な情報に関して連絡をとることができる。3.問題対応能力1)臨床上の疑問点を解決するための情報を収集して評価し、当該患者への適応を判断できる。(EBMの実践ができる)○鑑別疾患・確定診断・治療方針・評価方法などについて当該疾患毎に必要なガイドラインや文献等で情報を収集し、当該患者に応用できる。2)自己評価及び第三者による評価を踏まえた問題対応能力の改善ができる。○各患者の主治医との検査・治療スケジュールに関する検討、部長回診でのコメント、毎週行われる新入院検討会での相談時のアドバイスなどを基に検査スケジュール・治療内容の再確認と改善を行うことができる。3)臨床研究や治験の意義を理解し、研究や学会活動に関心を持つ。○週1回の抄読会に参加し研修期間中1本の論文について抄読会で発表する。治験に導入する患者については治験に関して充分理解し、さらに臨床治験の必要性を理解する。機会があれば、研究会における症例報告を行う。4)自己管理能力を身につけ、生涯にわたり基本的診療能力の向上に努める。○週間予定表に割り当てられた業務については時間を守り、当直業務との調整をおこないながら参加することができる。調整ができない時には事前に上級医に参加できない旨の報告をすることができる。病院内の講演会・委員会に積極的に参加できる。それ以外の各種研究会・講演会にも積極的に参加できる。4.安全管理1)医療を行う際の安全確認の考え方を理解し、実施できる。○動脈血ガス・胸水穿刺排液・トロッカー挿入・CVライン確保、人工呼吸器装着などの諸処置において準備された説明文書があれば参考にして、なければ面談書を利用して、必要性と合併症について十分納得できる説明を行うことができる。また、上級医の指導の下実施することができる。2)医療事故防止及び事故後の対処について、マニュアルなどに沿って行動できる。○インシデント発生時には上級医・部長にすぐに連絡をし、院内のシステムを利用して適切に対処できる。3)院内感染対策(Standard Precautionを含む)を理解し、実施できる。○Code blue、CVラインの確保、トロッカー挿入などにおいてはPPEを装着した高度バリアプレコーションを実施できる。吸痰手技についてもマニュアルに沿った清潔操作ができる。5.症例呈示1)症例呈示と討論ができる。○症例検討会(CT読影・手術症例検討会・新入院検討会・外来新患検討会など)において症例呈示を行い、討論に参加できる。

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