H30年度初期臨床研修プログラム
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-40-硬化に伴う合併症も重要で、負荷心電図、MDCT心筋シンチグラム、冠動脈造影は循環器内科と協力して行っている。足病変・足壊疽の治療・予防にはABI、PWV、サーモグラフィで評価しフットケアを指導している。 内分泌疾患では甲状腺疾患が最も多く、バセドウ病、慢性甲状腺炎、機能低下症の診断治療の他、結節性病変には吸引細胞診や超音波、シンチグラムで診断し頭頚部・耳鼻咽喉科と協力し適宜手術を行う。その他クッシング病、ACTH欠損症、下垂体機能不全、尿崩症、アジソン病、ヘモクロマトーシス、アルドステロン産生腫瘍などの治療経験もある。②腎臓分野 蛋白尿、血尿を中心にした検尿異常から末期腎不全まで包括的に診断・治療できる体制になっている。腎生検の症例数は年間40-50例でIgA腎症、MCNS、FSGS、膜性腎症、ANCA関連腎炎などが多く、名古屋大学腎臓内科とも連携し治療方針を決定している。血液透析は昭和44年から開始し、岐阜県下でもっとも早くから透析医療を行っている病院の一つであり、年間透析導入例が年間60例を超え、腹膜透析も常時20例程度を抱える県内でも透析医療の中心的役割を担う病院である。血液透析だけではなく最近では家族性高脂血症に対するLDL apheresisや種々の自己免疫疾患に対する血漿交換療法(DFPPなど)、消化器内科と協力して潰瘍性大腸炎に対する顆粒球除去療法など多彩な血液浄化療法をも行っている。また当科でもほぼ毎週シャント造設術、シャント造影、PTAを行い、temporary catheterを挿入しての緊急透析の機会も多く、aggressiveな研修を行うには適した病院である。Ⅷ.指導責任者傍島 裕司(所属長)指導医資格保持者傍島 裕司、柴田 大河、藤谷 淳、押谷 創、河島 聖仁Ⅸ.EPOC該当項目研修の評価(行動目標)1.患者―医師関係1)患者、家族のニーズを身体・心理・社会的側面から把握できる。○2)医師、患者・家族がともに納得できる医療を行うためのインフォームドコンセントが実施できる。○3)守秘義務を果たし、プライバシーへの配慮ができる。○2.チーム医療1)指導医や専門医に適切なタイミングでコンサルテーションができる。○2)上級及び同僚医師、他の医療従事者と適切なコミュニケーションがとれる。○3)同僚及び後輩へ教育的配慮ができる。○4)患者の転入、転出にあたり情報を交換できる。○5)関係機関や諸団体の担当者とコミュニケーションがとれる。×

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