H30年度初期臨床研修プログラム
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-219- 通院治療センター研修カリキュラム Ⅰ.プログラムの一般目標(GIO) 外来化学療法部門である通院治療センターにおける外来化学療法マネージメント法を指導医のもと診療参加して学ぶ。Ⅱ.行動目標(SBOs)<プライマリケアとして> ①がん患者ごとに異なる診断経緯や領域横断的な各種がん患者に行われる外来化学療法の方針立案プロセスを理解する。 ②外来化学療法の開始に当たって、適切に病状評価する方法を理解する。 ③外来化学療法の開始に当たって、開始前に問題点を抽出し、解決するプロセスを理解する。 ④患者・家族の心理的・社会的背景を把握・理解したうえで、診断過程・治療方針説明・治療 経過説明など、適切に担当医師として説明を行い、良好な信頼関係が保てることの重要性を理解する。 ⑤チーム医療としての外来化学療法のシステムを理解し、医師の役割を理解する。 ⑥US、CT、PET/CTなど画像診断を読影し解釈できる。 ⑦各がん領域における標準化学療法や標準的化学療法を理解する。 ⑧抗がん剤治療の副作用評価が適切に行える。 ⑨化学療法の実施に必要な支持療法を理解する。 ⑩腫瘍崩壊症候群、DIC、oncological emergencyなどのがんの緊急症候に対して、上級医の指導のもとで、適切に診断・治療が行える。 ⑪的確に患者情報を収集し、各専門診療科と適切に連携をとり、必要なマネージメントの決定過程を上級医の指導の下、行える。 ⑫必要な多職種チーム(NST、緩和ケア、ICTなど)と適切に連携をとり、 最適な方法を決定できる。 <やや専門的な内容として> ①がんの集学的治療と一環としての外来化学療法の位置づけを理解できる。 ②抗がん剤の知識を習得し、個別の特徴を理解した上で、上級医の指導のもとで、適切に取り 扱うことができる。 ③ASCOやNCCNガイドラインなどに準拠して、化学療法に必要な支持療法を、上級医の指導のもとで適切に実施できる。 ④化学療法における治療効果判定が適切に行える。 ⑤QOLを評価し、外来化学療法の副作用グレードを評価し、副作用管理を適切に選択できる。 ⑥化学療法の合併症を理解し、リスク管理が行える。 ⑦advanced programとして、以下を用意しているので、希望者は申し出により履修可。
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