H30年度初期臨床研修プログラム
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-129- 整形外科研修カリキュラム Ⅰ.プログラムの一般目標(GIO) 運動器慢性疾患の重要性と特殊性について理解するとともに、運動器救急疾患・外傷に対応できる基本的診療能力を身につけその初期治療を安全に行うための基本的手技を修得する。Ⅱ.行動目標(SBOs)<プライマリケアとして>①XP CT MRIの撮影部位・方向を指示し読影することができる。②医療記録に必要事項(病歴、身体所見、検査結果、経過など)を正確に記載できる。③救急医療において多発外傷による重要臓器損傷、神経血管腱損傷、骨折の状態を把握し、その重要度を判断できる。④成人・小児の四肢骨折、脱臼、神経血管腱損傷、脊椎脊髄損傷の応急処置ができる。⑤清潔操作を理解し創閉鎖、関節穿刺、直達牽引、小手術ができる。⑥身体所見、検査所見をもとに治療方針を患者に説明しコミュニケーションをとることができる。<やや専門的な内容として>①関節痛、腰痛、歩行障害、しびれなどの症状を来す慢性疾患の鑑別診断を列挙し、必要な検査を計画できる。②運動器疾患に必要な血液生化学的検査、尿検査成績を理解できる。③関節造影、脊髄造影を指導医のもとで実施できる。④運動器疾患の理学療法を理解し処方できる。⑤骨折に対する一般的な手術手技を指導医のもとで行うことができる。Ⅲ.方略①指導医とともに入院患者を共観医として担当する。②指導医のもと回診を行う。③症例検討会で討議する。④指導医とともに手術・検査に参加する。⑤指導医のもと救急、外来、入院患者の初期対応をする。⑥指導医とともに外来で初診患者の診療を行う。⑦抄読会に参加する。Ⅳ.経験すべき疾患<プライマリケアとして>①骨折(大腿骨頚部骨折、橈骨遠位端骨折、胸腰椎圧迫骨折、上腕骨頚部骨折、開放骨折)
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