新MRI装置(Ingenia Evolution 1.5T)
大垣市民病院に導入された最新鋭MRI装置「Ingenia Evolution」の紹介
令和5年1月、当院に最新鋭のMRI装置「Ingenia Evoluton 1.5T」が設置されました。患者さんにとって快適で、短い検査時間で綺麗な画像を撮ることに特化され、多彩な機能が搭載された装置です。
Ingenia Evolution 1.5Tの外観 | 広い機器開口部 |
新機器の特長
撮影技術の進化:Compressed SENSE
前機器より50%以上の高速化を可能とするアプリケーションです。これにより、腹部および胸部撮影時の呼吸停止時間を短縮し、ストレスが少なく患者さんに優しい検査が可能になりました。また、撮影時間を延長することなく高画質の画像取得が可能になり、診断能の向上にも繋がります。
快適な寝台:Comfortplus Matress
ドイツの寝台メーカーと共同開発されたマットレスを使用し、同じ体位が10分以上続いても快適性を維持することで安定した検査を継続することが可能になります。
精度の高い呼吸センサ:Vital Eye
カメラによる動きの検知とAI解析による正確な波形を得るタッチレスの呼吸センサで、従来の呼吸モニターの装着が必要なく、患者さんの呼吸に合わせた画像を提供できます。呼吸モニターを取り付けにくい小児の検査にも有用です。
映像および照明システムによる検査環境の改善
検査中に好みの照明、音楽、映像を選択し快適な検査環境を作り出すことができ、患者さんのストレス軽減する検査環境を提供します。
検査中の映像を選択する様子と映像投影の仕組み
検査中の映像を選択する様子と映像投影の仕組み