MRIを受けられる患者さんへ
検査の注意事項
MRIを安全に受けていただくために以下の注意事項を守っていただく必要があります。
検査を受けられる前によくお読みくださいませ。
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下記に当てはまる方は、検査を受けられない場合があります。 事前に主治医および検査担当者に必ずお申し出ください。
- 心臓ペースメーカーや植え込み型除細動器(ICD)、神経刺激装置(DBS、SCS等)などの体内電気電子機器のある方
- 人工内耳を留置している方
- 可動式義眼の方
- 3ヶ月以内に内視鏡止血クリップを使用された方
- 閉所恐怖症の方
- 歯科矯正をされている方
- その他、手術等で体内に金属の入っている方
- 刺青やアートメイクのある方
- 当日増毛パウダーを使用している方
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下記の物は検査室に持ち込めません。 入室前に一度確認をお願いします。
- 金属類(時計、携帯電話やスマートフォン、鍵など)
- ヘアピン、カツラ、増毛パウダー
- 磁気カード(キャッシュカード、クレジットカード、診察券、駐車券など)
- 補聴器、装具、コルセット
- 入れ歯、磁性アタッチメント
- ヒートテックなどの防寒用衣類
- 貼り薬、カイロ、エレキバン、リブレ
- カラーコンタクト
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下記の項目のいずれかに当てはまる方は、造影剤を使用できない場合があります。 事前に主治医および検査担当者にお申し出ください。
- 腎障害がある、もしくは腎機能が著しく低下している方
- 喘息の治療中の方
- これまでに造影剤を使用して副作用が出たことのある方
- 妊娠中の方
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検査室へのご案内
MRI検査室は1病棟地階の2箇所にあります。 外来パスポートに記載された検査室の受付までお越しください。
[第1,2MRI受付] 正面玄関前のエスカレーターを降りて右に進むと、超音波検査室の向かいにあります。
[第3MRI(東)] 正面玄関前のエスカレーターを降りて左に進み、CT検査室受付を通り過ぎた先を左に曲がるとあります。
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検査の流れ
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- 1階の再来受付機にて診察券を投入し、出力されるパスポートをお受け取りください。
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- 検査前に体調確認のため各診療科にて医師との問診をしていただきます。
※脳神経外科や神経内科の場合は検査後に問診があります。
- 体調不良や検査に不安がある場合には問診の際にお伝えください。
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- 受付にてパスポートを提出してください。引き換えに番号札、注意事項の用紙、チェックシートをお渡しします。注意事項をよくお読みの上、チェックシートの記入をお願いします。
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- 金属類のないよう更衣をしていただきます。貴重品等はロッカー内に入れ、施錠します。一部の造影検査では、看護師が造影剤を身体に入れるための点滴ルートを留置します。
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- 検査の所要時間は10分~30分程です。(心臓検査等は30分以上)
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- 検査前に更衣をしていただいた場合は着替えをしていただき、終了となります。お忘れ物のないようご注意ください。
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MRIを受ける患者さんへ
※上記、検査の注意事項をご理解いただいた上でお読みください。
1.MRIは放射線を使用しないため、被ばくの心配がありません。
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2.検査中は工事現場のような非常に大きな音が発生します。 この原因は、装置内で電源のON-OFFを繰り返し行う事で磁界を発生させ、 装置が振動しているためです。 耳栓、ヘッドホンで音を和らげる行為をしていますが、音を完全に消す事はできません。
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3.検査の内容により、食事制限や排尿制限をしていただく場合があります。 (MRCP検査や膀胱検査)
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4.非常に狭く、長いトンネル(コイル)に20~30分入っていただきますので、閉所が苦手な方 には不向きな検査です。 検査前の問診で確認させていただきますので、無理をせずお答え下さい。
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5.MRIの胎児に関する安全は確立させていません。 妊娠の可能性がある、もしくは妊娠中の方は主治医とよくご相談ください。 また、授乳中の方で造影剤を使用した場合は授乳を48時間控えていただく必要が あります。
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6.検査後、食事や入浴などの日常生活は普段通りで結構です。 ただし、造影剤を使用された方で、検査後の体調不良があれば当院へご連絡ください。 ※処置が必要な可能性もあります。
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