ホームがんに関する情報 > がんの地域連携クリニカルパス

がんの地域連携クリニカルパス

 地域がん診療連携拠点病院が実施するがんの地域連携クリニカルパス(がんパス)の目的は、大垣市民病院と地域医療機関(かかりつけ医)との連携を密にすることです。これは対象患者の推移を複数医師によって別角度から診ることで、偏りや見落としのない医療を提供するのみにとどまらず、これを基軸として関連施設が顔のわかる医療を行うことで地域の医療レベルの向上が図れ、それがまた市民の安心満足につながると考えます。

 当院では、2008年9月からがんパスがスタートし、2015年10月には子宮頸部上皮内がんパス、甲状腺がんパスがそれぞれスタートしています。

以下に現時点での登録件数を提示します。

地 域 連 携 ク リ ニ カ ル パ ス 登 録 件 数

疾患名 登録 バリアンス 終了 運用実件数
肺がん術後 106 20 23 63
胃がん 1,548 411 410 727
大腸がん 2,304 535 398 1,371
肝細胞がん 130 27 1 102
乳がん 2,165 370 118 1,677
子宮頸部上皮内がん 11 6 0 5
甲状腺がん 64 6 0 58
前立腺がん 155 65 7 83
前立腺がん(内分泌療法) 0 0 0 0
前立腺がんPSA 123 3 - 120
緩和ケア 442 50 390 2
合計 7,048 1,493 1,347 4,208

2024年5月末現在