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クリニカルインディケーター(臨床指標)

 臨床指標(クリニカルインディケーター)とは、医療の質をあらわす指標のことで、患者さんに提供するとともに、医療従事者もこの指標をもとに分析し改善に努め、医療の質の向上を図ることを目的としています。

Ⅰ.病院全体

2021年度 2022年度 2023年度
1.許可病床数(床) 903 817 817
2.1日平均入院患者数(人) 591 581 560
3.平均在院日数(日)  *(1) 10.9 11.1 10.9
4.一般病床の利用率(%) 67.6 69.5 72.0
5.1日平均外来患者数(人) 1,917 1,882 1,835
6.1日平均救急患者数(人) 102.3 116.2 105.4
7.外来手術件数(件) 8,417 8,577 8,568
8.入院手術件数(件) 12,295 12,546 11,913
9.剖検率(%) 0.6 0.8 0.3
10.専門・認定看護師延べ数(人) 33 32 31
11.外来化学療法件数(件)  9,018  8,861  9,384
12.医療・福祉相談件数(件)  19,731  20,343  20,160
13.がん相談件数(件) 698 1,290 1,368
14.セカンドオピニオン件数(件)  75  91 105
15.患者満足度 別紙アンケート調査結果参照

*(1)は平均在院日数の計算対象としない患者を除いて算出

当院値の定義・計算方法
  1. 1日平均入院患者数:入院延べ患者数÷年間日数
  2. 平均在院日数(日):在院患者延べ日数÷((新入棟患者数+新退棟患者数)÷2)
  3. 一般病床の利用率:入院患者延べ数÷(一般病床数×日数)×100
  4. 1日平均外来患者数(人):外来患者延べ数÷年間診療日数
  5. 1日平均救急患者数(人):救急外来延べ患者数÷年間日数
  6. 剖検率(%):解剖延べ患者数÷年間死亡患者数
  7. 外来化学療法件数(件):外来化学療法加算算定件数

Ⅱ.地域連携

2021年度 2022年度 2023年度
1.紹介率(%) 64.5 62.5 70.3
2.逆紹介率(%) 131.0 147.0 149.8
3.地域連携クリニカルパス新規登録者数(人)  840 848 737
4.地域別患者割合(%) 大垣市 47.3 47.0 47.3
西濃 42.6 42.2 41.7
岐阜県 9.0 9.1 9.0
当院値の定義・計算方法
  1. 紹介率:(初診料算定患者かつ紹介状あり延べ患者+初診料算定患者(時間外入院)かつ紹介状なし延べ患者)÷(初診料算定延べ患者-初診料算定患者(外来・時間外))
  2. 逆紹介率:診療情報提供書算定件数÷(初診料算定延べ患者数-初診料算定患者(外来・時間外))
  3. 地域別患者割合:当院を受診した患者(入院および外来の延べ患者数)の所在地について、地域別に割合を算出(西濃:海津市および養老郡、不破郡、安八郡、揖斐川郡の各町)

Ⅲ.主要疾患別患者数

 別表をご覧ください。

Ⅳ.医療の質に関する指標(DPC症例分)

1.死亡退院患者率(%) 2021年度 3.75(702件/18,719件)
2022年度 4.26(774件/18,161件)
2023年度 4.10(735件/17,912件)
2.肺血栓塞栓症予防管理実施率(%) 2021年度 76.49(2,632件/3,441件)
2022年度 78.93(2,637件/3,341件)
2023年度 78.35(2,533件/3,233件)
3.30日以内の再入院率(%) 2021年度 4.08(658件/18,719件)
2022年度 3.16(573件/18,161件)
2023年度 3.50(628件/17,912件)
4.28日以内の再入院率(%) 2021年度 3.78(707件/18,719件)
2022年度 3.41(619件/18,161件)
2023年度 3.76(674件/17,912件)

◆当院値の定義・計算方法

  1. 死亡退院患者率:死亡退院患者数÷退院患者数
    患者のプロフィール、疾患の種類と重症度などの標準化が容易ではなく、リスク調整が必要な指標であります。
  2. 肺血栓塞栓症予防管理実施率:
    全身麻酔実施かつ肺血栓塞栓症予防管理料算定患者数÷全身麻酔実施患者数(15歳以上)
  3. 30日以内の再入院率:
    退院した日から30日後までに同一疾病で再入院した患者数÷退院患者数
    ※「白内障、水晶体の疾患」に該当する疾患については除く。
  4. 28日以内の再入院率:
    退院した日から28日後までに同一疾病で再入院した患者数÷退院患者数
    ※「白内障、水晶体の疾患」に該当する疾患については除く。

Ⅴ.医療の質に関する指標(全症例)

1.入院患者の転倒・転落発生率(%) 2021年度 0.18(380件/215,563件)
2022年度 0.17(369件/212,192件)
2023年度 0.20(425件/205,010件)
2.褥瘡新規発生率(%) 2021年度 0.12(261件/215,563件)
2022年度 0.17(369件/212,192件)
2023年度 0.23(472件/205,010件)
3.入院患者MRSA感染率(%) 2021年度 0.02(35件/215,563件)
2022年度 0.02(32件/212,192件)
2023年度 0.02(36件/205,010件)
当院値の定義・計算方法
  1. 入院患者の転倒・転落発生率:転倒・転落した入院患者数÷入院延べ患者数
  2. 褥瘡新規発生率:褥瘡の院内新規発生患者数÷入院延べ患者数
  3. 入院患者MRSA感染率:MRSAに感染した入院患者数÷入院延べ患者数
    ※MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)

Ⅵ.チーム医療

                          

緩和医療ケアチーム
AYAサポートチーム
褥瘡対策チーム
栄養サポートチーム(NST)
感染対策部会(ICT)
抗菌薬適正使用支援チーム(AST)
摂食嚥下対策チーム
糖尿病診療チーム
呼吸サポートチーム(RST)
術後疼痛管理チーム
医療放射線安全管理チーム
MRI安全管理チーム
認知症ケアチーム
倫理コンサルタントチーム
身体的抑制最小化チーム
人生の最終段階における意思決定支援チーム

◆医療の質の評価・公表等推進事業

 全国自治体病院協議会が実施する「医療の質の評価・公表等推進事業(QI事業)」については、こちらをご覧ください。